上海で行き残した場所はないかと考えてみたところ、まだ上海動物園に行っていないことに気付き友人と一緒に行ってきました。
期待していた熊猫(パンダ)はガラス越しに一頭だけしか見ることができませんでした。何匹もいるのかと勝手に想像していたのですが・・・。一通り動物を見て思ったのですがこの動物園には猿が多いです。「猿ってこんなにたくさんの種類がいるんだぁ」と猿の種類が多いことに何より感動しました。
入場料30元。交通大付近からは911番のバスで2元(1元≒最近は16円)で行くことができます。園内は本当に広いので歩いて回ると結構いい運動になります。
港汇广场の中に代官山(飲食店)がオープンしました。以前上海市内の別の店舗に入ったことがあったのですが、バブル期の日本を髣髴させる派手な内装と創作料理の数々が楽しめます。料理は物によっては不評ですが、デザートは結構美味しいので試す価値があると思います。
お店でお勧めメニューとなっているデザート。一見普通のソフトクリームですが、下に熱い芋が敷き詰めてあるので店員さんから「急いで食べてください」と注意されます。何故この組み合わせなのかよく分かりませんが、間違いなく下にあったのは熱い芋でした。
6月から住んでいる部屋ともあと数日でお別れです。一人で部屋を片付けていると、入居前友人と一緒に部屋を掃除した時の光景がふとよみがえりました。
私の部屋は大学から近かったこともありよく友人が遊びに来てくれました。この部屋で友人たちと一緒に過ごした楽しい時間、一人ぼっちで過ごした淋しい時間、色々なことを思い出します・・・。
ちなみに退室手続きの日は、大家さんが約束の時間に30分遅刻した上、大事な契約書を無くしたということで私に返す予定の保証金(家賃の2か月分)を忘れており手持ちのお金では足りず、急きょ銀行へ現金を引き出しに行くという中国らしいドラマが繰り広げられました。
私の部屋から見える夕焼け。大都会の上海では夕日はビルの谷間に沈んでいきます。
港汇广场の地下にあるシュークリームのお店。甘いものが食べたい時はここのシュークリームかさかえ屋のアップルパイをよく買っていました。海外から入ってきた洋菓子店は美味しい代わりに決して安くもないのですがお客さんがとても多いと感じます。
地元の人にも人気のシュークリーム。1個6~7元(1元≒15円)です。
スターバックスで売られているタンブラーの上海バージョンです。上海らしい赤をモチーフとしたレトロなデザインで、外灘を髣髴する建物とその前を飛び交う蝶がとても素敵です。前から欲しいと思っていたのですが、帰国する私に「上海にいたことを忘れないように」と友人たちがプレゼントしてくれました。
上海にいたことは勿論、上海で一緒に過ごした時間は絶対に忘れられないと思います。1年未満という短い時間でしたが、いい友人に恵まれて私はとても幸せだったと思います。